2012年01月28日

【原発問題】電気料金の値上げ。原発はコストが安い?

「今、万軍の主はこう仰せられる。あなたがたの現状をよく考えよ。」ハガイ1:5

今回は少し「電気料金」の話をしてみます。
今回、原発が使えない分、火力の燃料費分がコストあがるというわけですね。
だから、やっぱり「原発が必要」という話になりそうで、ちょっと心配。。

でも、原発には、これまで多くの国のお金(つまり国民の税金)が使われているので、
これまで安く提供できている「ようにみえる」だけなのです。

実は、知らない間に、別の形「税金」として、支払っているのです。

東電の場合、今回、燃料費のコスト増加分は約6500億円のこと。
ですが、原子力には、核燃料サイクル事業において45年間で少なくとも10兆円、
さまざまな研究費用、開発費、人件費、
また原子力を(安全に?)利用するために、保安院の審議官や、安全委員会の委員には、
一人年間1000万円以上の給与を支払い、他にも多くの機構が存在しています。
地域への助成金などなど、これらを全て含めると、火力よりも原発のコストははるかに高くなってしまいます。

ただ、これらの原発のコストは「電気料金」ではなく、「税金」で国が支払っているので、
電力会社は安く電気を提供できるという仕組みなんです。


いざ事故になれば、損害賠償、廃炉費用にかかる経費は「兆」の単位です
(燃料棒取り出しだけで1兆円の試算のようです)。

もし、これらの費用が他のエネルギー政策に割り当てられていたら…、
「増税」もいらなかったという話ことになるのかもしれませんね。。。(^_^;)


今は、こうした全てをを見直す時期。
国民も強い関心を寄せていないと、また元の木阿弥に戻ってしまいます。

ちなみに原子力の発熱量は火力よりも多く、海水温をあげてしまうので、
温暖化防止にもならないのです。
今は火力で凌ぎつつ、いち早く次世代エネルギーを模索、開発したほうが
将来性があると私は思います。

昨今、航空会社も燃油サーチャージを徴収していますが、かかるべき燃料費は、
当然、消費者が負担せざるを得ない部分はあると思います。
今、この時期、節電できる仕組みを考えるなど努力は損にならないでしょう。

安い電気がないと困るから、誰かを犠牲にしていいことはないですよね。

 「先生。律法の中で、たいせつな戒めはどれですか。」

 そこで、イエスは彼に言われた。
「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』

 これがたいせつな第一の戒めです。
 『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』という第二の戒めも、それと同じようにたいせつです。

 律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。」
マタイ22:36〜40

タグ:原発
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2011年12月21日

天地創造と原発

「はじめに神は、天と地とを創造した…。」(1:1) 

原発について読み漁っていますが、ずっと頭に引っかかっているのは天地創造です。
およそキリスト教と科学は、「進化論」をきっかけに、どこか喧嘩してしまっている部分が
あるのですが、私は残念な話だと思っています。
 

創造7日間の記述と科学の推論と照らし合わせると、決して矛盾ばかりしているわけではなく、
一致してくることも多いのです。
 

ところで、原子炉、核分裂の燃料となるウランは、いつから地球上に存在していたのでしょう。
聖書でいうところの、創造の「1日目」からです。

2 「地は形なく、何もなかった…」 

科学的見地から見れば、地球誕生直後は、初期地球は無数の隕石が衝突し、
高温でドロドロの溶岩、マグマの状態でした。
その時の熱エネルギーの一つになったのが、実にウランの核分裂らしいのです。

地球全体が、金属でも溶かしてしまう高温状態、まさにメルトダウン。
このドロドロのマグマが、地球内部に残り、多くの地熱を蓄えているから、
今の地球環境もあります。
また、それが故に火山活動もあり、プレートが動き、地震活動もあるわけです。 

ウランも必要があって、存在していたわけです。
もちろん、ウランの核分裂によって、プルトニウムも必然的に存在していたはずです。
ごくごく微量ですが、自然界にも天然プルトニウムも存在しているそうです。 

この時の大気のほとんどがCO2、多くのスモッグで真っ黒の状態でした。
もちろん放射性物質もバリバリです。
外から見れば、暗黒の雲に覆われた「闇」に包まれていました。
つまり、地球全体が巨大な原子炉みたいなものだったわけです。 

2 …やみが大いなる水の上にあり、神の霊は水の上を動いていた。 

しかし、地球には生物にとって、なくてはならないものが備えられていました。
「水」です。
高温ですので、この時には、まだ水蒸気です。

次に「光」です。 

3 そのとき、神が「光よ。あれ。」と仰せられた。すると光ができた。 

これをビッグバーン的な光の創造と考えてしまうと、科学的な矛盾が発生します。
しかし、11節で、すでに天も地も創造されているので、太陽も、光もあるはずです。

通常、日本語では「光があった」という表現はほとんどしません。
これも誤解のもと。
では、普通、日本語では「光がある」状態のことを何というでしょうか。。。
「明るい」と言うはずですよね?
日本語文化圏では、光を物質的な存在としては認識していないのです。
(英語ではlightを量的にも表現します。)

 …神は「明るくなれ」と言われた。すると「明るくなった」。 

これが、「光がある」ということ。私たち日本語文化圏に住む人間の感覚での表現なんです。

核爆発によって巻き上げられている暗黒の雲に覆われていた地球には太陽光線が
届いていませんでした。
しかし、巨大な隕石が衝突することによって、スモッグが蹴散らされ、地上に太陽の光が
もたらされました。
つまり、「明るくなった」のです。
 「1日目」です。

しかし、まだ太陽や星が見えるほど、クリアではありません。
ただ、これによって多くの大気中の熱や、スモッグ、CO2も、大気圏外に分散されました。
地球は徐々に冷えていきます。
やがて、水蒸気も地に落ちていくようになり、初期の海ができます。

 7 こうして神は、大空を造り、大空の下にある水と、大空の上にある水とを区別された。

 初期の海はまだ高温で、高い気圧のもと200度くらいだったと言われています。
多くの酸化物、鉱物、放射性物質も多く含んでいるので、まだ生物が生息できる状態ではありません。
これが「2日目」です。

 9 神は「天の下の水は一所に集まれ。かわいた所が現われよ。」と仰せられた。 

ウランの核分裂もおさまり、徐々に冷やさた溶岩は固くなっていきます。
固くなった地表が内部の圧力によって、火山や地震、地殻変動となって押し上げられます。

こうして地面が出きると、さらに海水の酸も中和されていきます。
高濃度の放射性物質も、少しずつ放射線が減少していきました。 

ここで、ある生物が生息する三大要素が揃います。
CO2」、「光」、「水」です。

そこで登場するのが、植物です。

 11 神が、「地は植物、種を生じる草、種類にしたがって、その中に種のある実を 
 結ぶ果樹を地の上に芽生えさせよ。」と仰せられると、そのようになった。
 

植物によって、光合成がはじまると、CO2から、酸素が生み出され、大気も冷えていきます。
かすんでいた大気も、徐々に浄化されていき、太陽や月、星が見える様になっていきます。 

14 ついで神は、「光る物は天の大空にあって、昼と夜とを区別せよ。しるしのため、
 季節のため、日のため、年のために、役立て。 

 こうして、魚、鳥…、動物たちが生息する環境ができました。

 ここまでの順番は科学と聖書は矛盾しません。
およそ3000年前の記述が、ここまで一致するのは、不思議です。

そして人間が創られたのは、最後の6日目です。
進化論上でも、人間は、一番新しいといってもいい動物でしょう。 

私たち人間が生息するためには、この「6日目」の環境が必要です。
この環境に合わせて、人間は創られています。 

当然、「1日目」の環境では過ごすことができません。
2日目」でも無理です。
3日目」で、ようやく植物が生息可能な環境でした。 

地球上の多くのウランは安定していますが、ごく一部、まだ核分裂を起こす
ウランが
残っています。

原子力というのは、初期の地球、「1日目」で使われたウランの燃えカスを
利用する
ことから始まりました。 
神が「1日目」で使われたウランの燃えカスを、人間がわざわざ掘り起こして
利用しようと
した結果、地震や津波で制御しきれなくなったのが、今回の
「福島」の事故です。

皮肉にも地震や津波も、実は地球初期にウランの核分裂によるエネルギーに
よって
生成されたマグマの圧力があるからだとすれば、なんと皮肉なことでしょう。 

なぜ、わざわざ「1日目」に戻る必要があったのでしょう…。
今は、「2日目」のように、水で一生懸命冷やしている…そんな状態なのかもしれません。 

進化論の問題点は、「生物は環境に応じて、変化できる」という楽観にあります。
残念ながら、DNAの研究から、人間に突然変異できる可能性のあるDNAを持つ動物も、
人間から進化した動物も、現在のところいません。

もちろん多少の環境なら、突然変異しなくても対応できます。
しかし、人間は、真に原子力をコントロールできるほどの能力もなければ、
放射能汚染された環境に対応できるほど、万能でもないということかもしれません。

私たちに必要なのは、「1日目」ではなく、「6日目」の環境です。
6日」というと簡単に思われがち、読んでも6分にもならないですが、
神の「6日」の中身は、科学…人間から見れば、何十億年分に匹敵する内容なのです。
神が「6日間」かけて創ってくれた自然の恵みを、もっと大切にしたいものですよね。
 


…そのようにして神はお造りになったすべてのものをご覧になった。
  見よ。それは非常によかった。こうして夕があり、朝があった。第六日。 創世記 1:31

タグ:創造論 原発
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2011年12月16日

【原発】福島原発から流出した放射性物質は「ゼロ」?

 
今日の午後なされる「冷温停止」宣言に掻き消されてる大切なニュースです。

福島だけではなく、本当に東北の復興を願う方、三陸の牡蠣、気仙沼や石巻の漁業関係者、
魚を食べたい人も、ぜひ見てほしいと思い
ます。
原子力安全・保安院は、福島原発から流出した放射性物質を「ゼロ」とみなすというのです。

... 正直に言って、あんまりネガティブな言葉は書きたくはありません
でも、本当に大切な情報が伝えられていないような気がするのです。知っていて、納得する
のであればいいんです。
この記事を出しているのは、見る限り「東京新聞」だけです。私も知ろうとしなければ、
知らないままで終わっていると思います。今
の私にできる一つは、「伝える」ことだと思います。
これがどんな意味を持つのでしょうか…。

原発の事業者には、当然、法律で放射性物質の流出を規制されているわけですが、
今回の事故では4月の4700兆ベクレル(規制値
の2万倍)の漏出をゼロ、12月4日の
2600億ベクレルのスト
ロンチウムもゼロ、今後も「事故収束まで」、漏出や意図的な
放出
があっても、すべて「ゼロ」、つまり規制すべき機関が「規制しない」(責任はとら
ない)というのです。

すでに流出した放射性物質はどうしようもないですが、今後も規制されません。
「ただちに」健康に影響を与えない範囲で、「世論」が許す限り…ということになるんだろうと思います。

「安全」に原発を廃炉をするためには、時に、やむを得ない時も出てくるのかもしれません。
でも、誰の安全でしょうか?
今、とりあえず「冷温停止」しました。
優先順位は、廃炉や何年かではなく、これ以上放射性物質を流出させない、国民に被害を
与えないように工程は組むべきです。しかし
「規制はない」のです。
廃炉はどんなに時間を懸けても安全に、除染は1日も早く速やかになのです。

原発を守るためなら沿岸の魚介類の汚染は仕方なく、さらに食物連鎖で濃縮されて
いくことにもなります。
「規制」もなく、「ただちに健康に影響を及ぼすレベルではない」という曖昧な発表の元、
またまた「風評」で判断されることになり
ます。
現実問題として、流出した物質は黒潮にのって、多くは北上します
およそ茨城県から北海道の太平洋沿岸、近海で取れる魚介類、そこを通る、さんまや
カツオも危険にさらされます。
復興を目指す気仙沼、三陸の漁業関係者にも大きなダメージになるはずです。

「原子力安全・保安院」は、電力会社が適切に原発の管理、運営しているかをチェックする
機関なのですが、あくまで「原子力」の「
安全」「保安」であって、決して近隣住民、漁業関
係者、環境をは
じめ国民の「安全」ではありません。管轄外なんです。

もし、なんとなく、それでも仕方がないか…で終わるなら、国や東電、保安院と変わりません。
今、この事態になっているのは、これまで「なんとなく」原発を暗に認めてきた結果だと、私は思っています。

しかし、私たちには選挙権があり、また原発について国民投票を実現しようとする活動もされています。
その時、適切に判断してもらうためにも、まずは情報をシェアしていくことだと思うのです。

東京新聞 「保安院 海への汚染水 ゼロ扱い」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011121690070643.html

 福島第一原発事故で、何度も放射性物質を含む汚染水が海に漏出したが、
経済産業省原子力安全・保安院は「緊急事態」を理由に、法的には流出量は「ゼロ」と
扱ってきたことが本紙の取材で分かった。
今後、漏出や意図的な放出があってもゼロ扱いするという。
政府は十六日に「冷温停止状態」を宣言する予定だが、重要な条件である放射性
物質の放出抑制をないがしろにするような姿勢は疑念を持たれる。


 原子炉等規制法により、電力事業者は、原発ごとに海に出る放射性物質の
上限量を定めるよう決められている(総量規制)。福島第一の場合、セシウムなどは
年間二二〇〇億ベクレルで、年度が変わるとゼロから計算される。


 しかし、四月二日に2号機取水口近くで高濃度汚染水が漏出しているのが
見つかり、同四日には汚染水の保管場所を確保するため、東京電力は建屋内の
タンクに入っていた低濃度汚染水を意図的に海洋に放出した。

 これら二件の漏出と放出だけで、原発外に出た放射性物質の総量は四七〇〇
兆ベクレル(東電の試算)に達し、既に上限値の二万倍を超える。

 試算に対しては、国内外の研究機関から「過小評価」との異論も出ている。


 今月四日には、処理済みの汚染水を蒸発濃縮させる装置から、二六〇億ベクレ
ルの放射性ストロンチウムを含む水が海に漏れ出した。

 さらには、敷地内に設置した処理水タンクが来年前半にも満杯になる見込み。
この水にもストロンチウムが含まれている。東電はできるだけ浄化して海洋放出する
ことを検討している。漁業団体の抗議を受け、当面は放出を見送る方針だ。


 保安院は本紙の取材に対し、事故への対応が最優先で、福島第一は損傷で
漏出を止められる状態にない「緊急事態」だった点を強調し、総量規制を適用せず、
四七〇〇兆ベクレルの漏出をゼロ扱いする理由を説明した。


 「緊急事態」に伴う特例扱いは「事故収束まで」続くとも説明したが、具体的な期間は
「これからの議論」とあいまい。

 今後、仮に放射性物質を含んだ処理水を放出したとしても、ゼロ扱いを続けるという。


(東京新聞)


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2011年12月14日

【原発】「6割が1mSV未満」か「4割が1mSv超え」か

今頃になって、原発の本を読み漁っていますが、これまで自分の無知、無関心、
無責任ぶりをつくづく感じています。
その結果として
、今の「福島」もあるんだと思うと、本当に申し訳ない限りです
なので、「原発問題を考える」カテゴリを追加しました。

これまでの私の感覚では「危ないんじゃないかな。大丈夫なのかな
でも、自分ではどうすることもできないし…。」という感じで、
深く知ろうとまでは
していませんでした。
すでに知ってた人は知っていたのかもしれません。
ですが、恥ずべ
きことに私は知ろうともしませんでした。

... 「想定外」と「想定しない」のとは違うと思います。
地震大国日本にあって、今回の事故は「想定内」の出来事でした。
震災前から警鐘を鳴らしていた人たちは大勢います。結果、その通りになっているのです。
もし「想定しない」のであれば、国や東電と同じです。
私にもその
責任の一端があると思っています。

原発は、現状、国のエネルギー対策として予算が投入されて行われています。
つまり、国が原発を止めない限り、下々の機関では、止まりません

もちろん、国民を危険にさらすわけにはいけませんから、「原発は安全」でなくてはなりません。
国の機関は「原発の安全」を確立するのが仕事です。その受注先の電力会社しかりです。
学者たちも、自分他の研究成果を実現させよ
うとしているわけですから、しきりに「安全」を説きます。
ここが味噌です。
決して「原発が安全」なのではなく、たとえどんなに危険をはらんでいても、
あくまで「原発は安全」でなくてはならないのです。
結果として「福島」では事故が起こり、「想定外」の被害が起きたわけです。

ですが、マスコミも発言をそのまま流してしまっていますので、情報を受け止める側には
注意が必要です。「ものは言いよう」なので
す。

13日の福島県による3月から4か月間の被ばく量調査のニュースの見出しです。

「一般住民最高は14.5ミリ=6割が1ミリシーベルト未満」
「外部被曝、97%が5ミリSv未満…福島県調査」
「【原発】福島で被ばく線量調査 4割が1mSv超え」

どれも同じニュースソースです。
「6割が1ミリシーベルト未満」と聞くのと、「4割が1ミリシーベルト超え」と聞くのとでは、
その違いってありますよね?
ちなみに「1ミリシーベルト未満 62.8%」というのが福島県の発表、そのままの表現でした。

でも、注意してください。
これは「4か月」の「外部被ばく量」の計算で、「内部被ばく」は計算されていません。
一般人の被ばく許容量は、従来1年間で1ミリシ
ーベルトと言われています。
4か月の間に、外部被ばくだけで、対象者の4割が、1ミリシーベルトを超える被曝が
起きているということなのです。
福島では震災から9か月経っても、今でも1時間で1〜2マイクロシーベルト、
年間で1〜2ミリシーベルトになる放射線数値を出し
ています。

しかも、外部被ばくのみの数値だけを見て「この数値では健康に影響は少ない」とか、
「100ミリシーベルト以下では健康被害は立
証できない」というコメントにも驚きです。
これほど根拠のない、
無責任なコメントもありません。

繰り返しますが、今回の調査は「4か月」の「外部被ばく」のみの数値です。
「内部被ばく」は計算されていません。
将来的には、内部被ばくの影響の方が大きいことはチェルノブイリの実例でわかって
います。5年、10年後に結果が出てくるでしょ
う。

外部被ばくが大きいということは、その分、放射性物質を吸い込み、内部被ばく
している可能性も高いということです。
これがよく言
われる「ただちに健康に影響するものではない」という真意でしょう。

これで「外部被曝、97%が5ミリSv未満」という見出しが、まったくナンセンスで
あることは、すぐわかってもらえると思います

あたかも「安心」を誘導しているかのような表現です。
なぜでしょう。。。日本には、原発を継続したい人もいるんです。
報道機関が決して客観的事実のみを伝えているとは限らないんです
でも知らなければ、「ああ、被害が少なくて、よかったね」にもなってしまいかねません。

もしかすると、不安を煽るように聞こえてしまうのかもしれません
でも、これで「安心」してしまえば、本当に被害にあった「福島」の方々への補償は
どうなるでしょう。「立証できない」と軽く見ら
れてしまいかねません。
曖昧な「安心」「安全」の名のもとに、危
険な原発も再開されてしまいます。
しかし、正確な情報がきちんと流れれば、対策も可能です。

ちなみに、放射線量よりも放射性物質が問題です。
内部被ばく、放射性物質を吸い込むことを防ぐには、インフルエンザ対策用の
マスクが一番です。一番危険なプルトニウムの粒子はウ
イルスより若干大きい
ので、吸い込むことを防げます。

まずは、正しく知ることからです。
本当の意味で「福島」を助けることができるのも、危険な原発を止められるのも、
電力会社ではなく、私たち国民の声であると思うの
です。

▼福島県「福島県県民健康管理調査」平成22年12月13日
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/231213gaiyo.pdf

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2011年12月09日

「反原発」より「脱原発」

昨日、家の鍵を忘れてしまい、夜11時まで奥様の帰りを待つことに…(笑)

その間、本屋で、原発関係の本を買いあさっていたのですが、奥様から一言。。
「変な方向に走らないでよ〜」

... ま、確かに。。。
こんなネタを書くと、そう思われてしまうこともあるかな〜とも思います。
でも、プラカードもって、「原発反対!」とデモするつも
りはありませんので。。。(^_^;)

「反原発」よりも、まさに「脱原発」なんです。
正直に言えば、「電気」だけではなく、間接的にでも「原発」に纏わる様々な事業、援助、
恩恵を受けて、生活している方もいるだろ
うと思います。
実際に私たちも、巡り巡って、どこかでは恩恵を受けているはずです。

でも、その「原発」がいかに危険なもので、本当に「原発はいらない」んだってことを
なるべく多くの人たちに理解してもらう必要が
あると思っています。

なにはともあれ、まずは正しく知ることから。。。
その次に、何ができるかです。
ただ反対、ただ否定しても、何も生み出さないですもんね。。。(^_^;)

原発のことを知れば知るほど、福島を知れば知るほど、それが急務ということもわかってもらえると思います。

今、関東で、放射線量が上がった下がったやっているのは、かわいいものです。
福島は、それよりもっと生活の根底が覆されてしまったわけですよね。
農林水産業は現実的には難しいでしょう。
福島の土、全部入れ替えますか?海水取り替えてみますか?無理なんです。

私の母は、16歳の時、広島で被爆しています。
爆心地から1.5km、もちろん急性放射線障害は患いました。なので私は被爆2世なんですね。
それから15年後、姉が生まれた時、第一声はなんだったと思いますか?
普通なら、男の子か、女の子か、元気で生まれたか…が気になると思います。
でも、母は叔母にこう尋ねたそうです。

「指、何本あるか」

これが被爆者の恐怖なんですね。
さらに、13年後、私が生まれた時も、母は同じ思いを抱えながら産んでくれたわけです。
その息子が黙っているわけにはいかないで
すよね。

同じ、いや、もしかしたら、それ以上のことを、被爆国であるはずの日本が、自らの手で
起こしてしまったんですよね。それが「福島
」です。

事故が起きてから「想定外」は、なしこです。
日本は地震でできた国。全国どこてでも大地震は起こります。

これまで原発は、国のエネルギー政策として、国が多額のお金を注ぎ込んで、行なわれています。
それにも隠された訳があるのですが、それはそれとして、国の各機関は、地震を想定してしまうと
「原発」は作れなくなるので、「想
定しない」んです。
いや、わかっても、いかに「安全」かを説くの
が仕事なので、「危険性」は見て見ぬふりをせざるを得ないのです

今、東海大地震が起きたら、停止中の浜岡も福島と同じ危機に陥ります。
駿河湾に突き出した御前崎の隣にある浜岡原発が今回の事故を起こせば、海風と黒潮にのって
駿河湾沿岸部は放射性物質で汚染される
でしょう。
東海道は分断、風向きによって、関東、関西へも広がります。

あ、ちなみに、私の実家は静岡です。
今まではこんなところに原発があって大丈夫なんかな〜とは思いながらも、どこか我関せずで、見過ごしてきました。

いくら「岩盤の上にある」と言われても、その岩盤が乗っかっている直下のプレートごと
跳ね上がるのが東海大地震なんで無茶なんで
す。。。(T_T)
普通に考えて、プールの冷却水は跳ね上がります。
実際に新潟の地震で柏崎では起きていて、区域外に汚染水が流出していたようです。
地震で非常用電源が壊れない保証がどこにあるんでしょうか。。。
離れた場所に電源車用意していても、道路も壊滅するんで、きっと動けないでしょう。。。(-_-;)

全部、想定できる話ですし、実はこれまでも危機的な状況を現場の作業員が被爆覚悟で
守っていただけで、今回の事故も「想定内」な
のです。

なので、国の法律では、しっかり大都市の近くには原発は建設できないようになっているというわけです。

ちなみに昨日買った本は、まんま「原発はいらない」(小出浩章著)、京大原子炉研究所の助教の方が書いた本でした。


そのままだと、わけわからんで終わってしまうと思うので、なるべ
くわかりやすく伝えていければと思います。
ぜひぜひお付き合いくださいませ。。。<m(__)m>

逆に、もし、何か情報があれば、ぜひ教えてくださいね。(^^)


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2011年12月08日

「原発はいらない」意思表示を

12/3、4、竹下 力と静で、南相馬の原町聖書教会へコンサートと、
アドベント賛美礼拝で説教&賛美の奉仕に行ってきました。

放射線物質による影響で、人口は半分以下、復興も儘なりません。
ですが、その地でも懸命に生活されている皆さんの姿が、印象的でした。

原町聖書教会 (南相馬・原町聖書教会にて)

先日、福島県知事が原発全廃を復興計画にいれることを表明しましたが、
原発事故を防ぐには、津波の防護壁や電源車を作ることでも、
国や電力会社を非難することでもなく、国民一人一人が関心を持って、
しっかりと「原発はいらない」と意思表示をしていくことだと思います。

東京都と大阪市では国民投票を求める署名運動も始まっています。

http://www.chikyumura.org/earthquake/2011/post-115.html

原発について、下にまとめてみたので、ぜひ一読してみてください。

■原発について、知ってもらいたいこと…

これまで原発は誰しもが危険性を感じながらも、「安全」「安価」「クリーン」なエネルギーか
のように謳われ、なんとなく見過ごしてきたと思います。
私自身もその一人です。ですので、私自身にも責任の一旦があると思っています。

しかし、地震大国日本に原発を作ること自体が、そもそも危険な行為なんですよね。
少なくとも福島第一の1号機は、津波による電源喪失の前に、最初の地震の衝撃で、
圧力容器への損傷が発生したのは確かです。
2号機、3号機も、フル稼働中に地震発生により急停止、冷却水を失った状態で、
さらに津波で非常用電源を失い、急激に温度上昇、炉心融解(メルトダウン)、
水素爆発を引き起こしていきました。

水素はメルトダウンによって発生するそうですが、当時発表はされなかったと
思います(その可能性を指摘した保安院の審議官は、即座に更迭されました)。

原発の発電量は30%と言われますが、この30%がなくても、30%足りなく
なるわけではなく、火力、水力の発電量だけで国内最大消費量は満たせる
計算なのです。
ここに地熱などの自然エネルギーを加えていけば、十分に賄えます。
ちなみに日本の原発は54基作られていますが、全発電能力の15%しか
使っていません(つまり、使わなくても電力は足りている状態でした)。

にもかかわらず、なぜ日本に原発が作られてきたのでしょう…。

これまで漠然と、水力、火力に変わる発電として、低コストで、環境を壊さない
原子力が使われてきたイメージがあったかと思います。
そのように、官民一丸となって啓蒙されてきたからです。

もちろん、このイメージは「フクシマ」で否定されました。
3月11日以後、ドイツ、スイス、イタリアをはじめ世界各国が次々と脱原発へと動き始めています。
にもかかわらず、日本はいまだに原発にこだわっているようです。

それは、なぜでしょう。。。

そもそも原子力は危険なものです。
だからこそ「安全」のために、保安院をはじめ19の機関が作られたわけです。

保安院だけでも、国の予算が年間376億円がつぎ込まれ、審議官の給与は
年間1600万円が支払われています。
また原子力安全委員会の委員には週1回、数時間の会合のために、
年間1650万円の給与が払われてきました。
もし自分が、これだけのお金がもらったら、正直、原発をやめられるでしょうか?

これら費用は経産省が出す原発のコストに含まれていません。
その他にも原発立地の地域への対策費が支出され、各種施設も建設されてきました。
ここにも多くの利権か絡んでいるはずです。

今回の震災や事故は「想定外」と言われていますが、地震による配管の欠損の可能性も、
電源喪失による危険性も、海外の原子力機関が指摘し、メーカーも認めていたものでした。
事前に警告があったにもかかわらず、原子力の「安全神話」を守らなくてはならない人
たちは、この「危険」を表沙汰にはできず、結果、事故も防げず、多くの放射性物質を巻き
続けているというわけです。

結果として、何より放射能汚染による汚染、周辺住民への被害、農林水産業に与えた
ダメージ、除染にかかる費用…。
お金の問題だけではなく、健康や生活の基盤が奪われてしまったわけです。

そもそも地震大国日本に、原発を作ることは自ら爆弾を抱えるようなものです。
原子力に頼らずとも、十分に電力はまかなえます。

原発のコストは、火力水力と比べて、決して安いものではありません。

原発も製造過程で多くのCO2を排出し、稼働すれば大量の熱を放出しています。
温暖化対策にもなりません。
まして、これだけ放射性物質を撒き散らしてしまった原発は、クリーンなエネルギーとは
言えないと思います。

それでも、日本に原発は必要でしょうか。。。。

震災後、浜岡を止め、「脱原発」を打ち出した管前総理は、急激に風当たりが強くなり、
辞任にまで追い込まれていきました。
もちろん、それだけが退陣の原因ではないかもしれませんが、「再生可能エネルギー
特別措置法案」は、最後の意地だったかもしれませんね。
野田総理になってから、原発視察に行った経産相が辞任に追い込まれて以後、
むしろ原発促進させようという構えになっています。

よろしければ、これらの話を分かち合ってください。
これは私たち国民一人一人の責任でもあると思うのです。

もし原発がいらないと思うのであれば、ぜひ皆さんなりの方法で「原発はいらない」と意思表明していただければと思います。


posted by holyhope at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発問題を考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする